私は、回復期リハビリ病棟・介護老人保健施設で理学療法士として仕事をし4年目を迎えました。患者さん・利用者さんから多くの事を学び、それぞれの「なりたい姿」や「したい事」に対し、親身な姿勢を意識して社会復帰が出来るようお手伝いしています。私がやりがいを感じるときは、出来なかったことが出来るようになり笑顔が見られる瞬間です。

現在、介護老人保健施設に配属となり生活期の現場で多くのことを学ばさせていただいています。特に印象的な出来事は、回復期病棟で担当だった患者さんに訪問リハビリで関わる機会があったことです。入院時は病棟ADL軽介助～見守り、退院時は歩行器歩行自立、退院され1年経った今では自宅内歩行器と杖を併用し自立した生活を送られています。地元のお弁当屋さんとして長い間働かれていましたが、今でもご家族の協力を得ながら歩行器を使用し買い物に行ったり、従業員の賄い作りを毎日行えています。当時私とのリハビリ内容を覚えていてくださったり、退院時に一緒に撮った写真を自宅内に飾っていたりと嬉しい事が身近にたくさんあり、これも仕事のやりがいに繋がっています。

まだまだ、理学療法士として至らない点が多いですが、職場の先輩や同期との相談や患者さん・利用者さんとの関わり合いで日々成長を感じています。これからも笑顔をたくさん見ることができるよう、私自身も知識や技術のアップグレードが出来るよう頑張っていきたいと思います。