令和4年12月
ライフサポートひなたに入職して約3年、入職時より新型コロナウイルスが蔓延する中での業務となり、現在も予防に努めて日々の業務に携わっております。クラスター発生時には、入浴が中止になる事もあり、手浴足浴や清拭だけでは利用者さんも満足して頂く事ができず、入浴再開もできない時期はジレンマを感じることもありました。予防の観点から利用者さんのフロア移動が出来ない事から、シャワー浴対応の利用者さんもいました。
寒い時期にしっかりと温まって頂くにはどうしたら良いかと試行錯誤し、熱めのシャワーを前もって浴室内に出しておく事で室温を上げたり、タオルを肩に掛けその上でシャワーをかける、足湯をして頂くなど対応しました。そうすることで、利用者さんより「ありがとう」「今日はいつもより暖かくて寒くなかったよ」と言ったお言葉を頂くようになり、ピンチはチャンスという言葉があるように、普段見えないところが見えるようになりました。動作や状態だけでなく、コロナであってもその環境を柔軟に考え、看護やリハビリ等の他職種との連携・情報共有をすることで、より利用者さんが喜ばれるサービスを提供できることに繋がることが、とてもやりがいを感じております。