令和2年1月
介護の現場にたずさわることになり、5年が経ちました。専門職が多い医療、介護の現場で思うことは、各職種がその職でなければできない事に責任を持ち、業務をまっとうしている姿に尊敬していましたので、そのサポートをできることが、事務職としてのやりがいでした。
そして2年間介護職として働いてまいりましたが、大変な業務の一方、利用者さんの言葉が直接届く喜びを実感することが出来ました。
不慣れな私を見て下さっている利用者さんたちは、「もう慣れた?」「頑張っているね」などの声は私に届き、何よりの励みになったことを記憶しています。うれしい事ではありますが、励まされて喜びを感じているだけでは専門職としてのやりがいにはなりません。利用者さんとの関わり方や、日々の気づきが、いつまでも在宅生活を継続することのサポートを、介護職が担えるのではないかと思います。
介護職だけでは解決できない事が多く、多職種との関わりが不可欠ですが、ライフサポートひなたでは、解決していける環境だと、日々実感しています。利用者さんが抱えている不便さや、不安を解決することは容易ではありませんが、考え続けていかなければいけないということが、私の介護職としてのやりがいに繋がっています。
答えは一つではなく、利用者さん一人ひとり違う対応の仕方があります。難しい事も多いです。ご高齢の方々と関わることの楽しさを見つけ初めたばかりなので、これから介護職として何ができるかを考え、仕事のやりがいにしていきたいと思います。