仕事のやりがい

Vol.113
2026.01
理学療法士
勤続年数: 2年

利用者とともに作る、生活期の運動の時間

 生活期のリハビリテーションに携わる中で、利用者さんの生活の中に運動の機会を作り出すことは重要なことだなと感じました。
 このように感じたきっかけは、通所リハビリテーションで実施している集団体操です。私は、週に1回、利用者さん3名と40分間の立位中心の集団体操を担当しており、身体機能向上を目的とした下肢の運動や、簡易的なバランス運動、足踏みと計算を併用した二重課題運動などを実施しています。
 利用者さんからは「先生とやるこの時間を楽しみにしている」「家にいるとなかなか動かないから、一生懸命頑張らないとね」といった声が聞かれ、皆様が運動の時間を前向きにとらえ、主体的に参加されている様子を実感しています。また、体操をしながらも時事問題や季節の話題について会話を交わし、和やかな雰囲気の中で一緒に時間を共有できることは、進行役として関わる私自身の楽しさや、利用者さん同士の繋がりの場を設けられるという意味でもやりがいにつながっています。
 生活期では、身体機能の改善のみを目的とするのではなく、継続して参加できる場を提供することの重要性を学びました。利用者さんがこの時間を生活の一部として楽しみにして下さっていることが、大きな励みとなっています。今後も生活に寄り添った関わりを意識しながら、経験を積み重ねていきたいと考えています。