仕事のやりがい

Vol.105
2025.05
理学療法士
勤続年数: 5年

生活を支える

私は理学療法士になり5年目を迎えました。以前は回復期リハビリテーション病院に勤めており、現在は半年間ひなたで勤めさせていただくこととなりました。回復期では1日に最大で3時間のリハビリを毎日行う事が出来ました。それに対し生活期でのリハビリ時間は1日20分を週に2~3日程で回復期と比べ利用者さんと関わる時間が限られています。そのため、限られた時間の中で利用者さんの小さな変化に気付けるか、その方がどのような生活を送っているかをしっかり把握する事がとても大切だと実感しています。
 身体機能の改善はもちろん大事ですが、それ以上に「その人らしい生活」が送れるように支援できることが生活期リハビリの一番の魅力だと思います。「近所のカフェに行きたい」「家族と外出がしたい」そんな日常の希望に対して、自分のリハビリが直接つながっていくため利用者さんの生活そのものを支えている実感があります。また、利用者さんから「生活がしやすくなった」「○○が出来るようになった」っと言っていただけると、この仕事をやっていて良かったとやりがいを感じます。
 半年間という短い期間ではありますが先輩方から多くの知識を吸収し、少しでも利用者さんに還元できるよう、ひなたの一員として貢献していきたいと思います。