仕事のやりがい
Vol.102
2025.02
理学療法士
勤続年数: 2年
治療を通して
地域リハビリの理学療法において、私が最もやりがいを感じるのは、治療を通じて利用者さんの機能が改善し、活動範囲が広がる瞬間です。特に、地域で生活している方が「自ら外のイベントに参加できた」と報告してくれると、大きな達成感を覚えます。これは、単なる機能回復にとどまらず、社会参加という目標に近づけた証だからです。
また、老健の入所者さんに対しては、ADLが向上し、「退所後にやりたいこと」を自ら語ってくれるときに喜びを感じます。治療の成果が、単に動作の改善にとどまらず、生活そのものの充実につながることを実感できるからです。リハビリは、単に機能をさせるだけでなく、その人らしい生活を取り戻すための手段であると考えています。
このように、理学療法による治療を通じて、利用者の方々がより主体的に活動し、充実した生活を送れるようになることが、私にとって大きなやりがいとなっています。