老健では、慢性的な疾患を抱え、長期的なケアを必要としている高齢者の方々が生活しています。そのため、医療行為だけではなくご利用者の生活に寄り添ってサポートすることが必要となってきます。また、在宅復帰に向け、ご利用者と目標を一緒に考え、その目標に向かい他職種と連携し、それぞれの専門性を活かし、協力していくことも大切です。

胃瘻を造設し経管栄養だったご利用者に対し、言語聴覚士と連携し、リハビリの自主トレを一緒にやったり、誤嚥を起こしていないかなど日々観察し、寄り添い介入していきました。ご利用者の頑張り、努力の部分が大きいとは思いますが、経口で食事が食べれるようになったことがありました。ご本人、ご家族の喜ぶ顔を見るたびに、私も嬉しい気持ちになりこの仕事を選んでよかったと心から感じています。ご利用者の目標に対し、看護師として何ができるかを考え介入し、ご利用者の良い変化を感じることが、看護の面白さ、やりがいに繋がるのだと思います。

また、ひなたは、職種間の垣根を超えた活発なコミュニケーションが常にあり、人に恵まれた環境だと思います。多職種との連携を通して、自分の知識や技術の幅を広げることが出来ています。