仕事のやりがい

Vol.076
2022.11
看護師
勤続年数: 10ヶ月

自立支援への取り組み

入職までに訪問看護、老健施設に15~16年の経験がありました。定年まであと10年余りを残すところとなった際に、ひなたのwebサイトに出会い、そのきめ細やかなサービス(食事やリハビリテーションの手厚さ、アクティビティの充実)に触れ、ひなたに対する好印象を抱き続けてきました。入職して3カ月と経たないうちにひなたの施設を挙げての一大プロジェクトである「自立支援介護」のメンバーとなり、毎月1回開催される自立支援web研修に多職種のスタッフの方々と共に定期的に学ばせて頂いております。

この自立支援の定義である「食事の常食化、水分励行、歩行、排便のコントロール」に基づき、ひなたでも症例を決めて介護、看護、リハビリの職種の垣根を超えたアプローチを継続しています。

その結果、下剤が減薬に移行される方も増え始め、オムツの方がリハビリパンツへ、リハビリパンツの方が布パンツへと、自立への目に見えた道筋が現れ始めました。その方の残存機能に光を当て、限りなく自立への方向性を明るみにしていくこと。これこそ老健施設の役割であり、私の仕事の遣り甲斐であると感じます。

「あそこの施設に入れば親が元気になる」と地域の方々に信頼されるようになり、『質が良ければ数はついてくる』を信条に、定年までひなたの為に精進し、務めて参りたいと思います。