ご利用者様・地域の皆様とのふれあい
「その人らしさ」を支えるケアをめざして ~全国老健大会での3演題発表~
このたび、11月27日~28日に開催された「全国老人保健施設大会in下関」に参加し、当施設から3演題の発表を行ってまいりました。日頃の取り組みを全国の老健職員の皆さまにお伝えする貴重な機会となりました。
ひなたから発表した3つのテーマ
今回、ライフサポートひなたが発表した演題は、次の3つです。
1.「アロマ実施が睡眠に与える影響について」
ご利用者の安眠・リラックスを目的に、アロマを取り入れたケアを行い、その前後で睡眠の様子にどのような変化がみられたかを検証しました。香りによるリラックス効果だけでなく、「寝る前の心地よい時間」をつくることで、安心して休んでいただける環境づくりにもつながることを実感しました。


2.「自立促進を目指したおむつの削減」
おむつに頼りすぎないことが、ご利用者の「できる力」を引き出し、自立支援につながるのではないかという視点から取り組みを行いました。トイレ誘導や環境調整、職員間の情報共有、DX機器を駆使しながら丁寧に行うことで、おむつの使用量が減少し、ご本人の意欲や表情の変化にもつながった事例を紹介しました。

3.「自費リハビリが与える影響について」
保険内リハビリに加えて、自費リハビリを選択された方の変化について検討しました。回数や内容を個別に調整することで、「もう少し頑張りたい」「目標に近づきたい」という意欲の高まりや、生活の幅が広がった様子などを、具体的なエピソードとともにお伝えしました。

他施設の取り組みから得た学び
大会では、他施設の皆さまによる発表も多数聴講しました。
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認知症ケアの工夫
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地域連携の取り組み
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人材育成や働きやすい職場づくりの工夫
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介護ロボットや見守り機器を活用した事例 など
同じ老健という枠組みでありながら、それぞれの地域性や施設の特色を生かした取り組みが多く、大変刺激を受けました。
ひなたの運営にどう生かしていくか
今回の全国老健大会での発表と学びを、今後の「ひなた」の運営にしっかりと生かしてまいります。
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ご利用者・ご家族にとって、より安心で心地よい生活の場となること
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在宅復帰や在宅生活の継続を、チーム一丸となって支えていくこと
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職員一人ひとりがやりがいを感じながら働ける職場をつくること
これらを目標に、今回の経験を職員全体で共有し、日々のケアや取り組みにつなげていきたいと考えています。
今後とも、ライフサポートひなたをどうぞよろしくお願いいたします。

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